憲法をGitで管理する!?

 

日本国憲法にGitを導入する!?」

 Githubで面白いリポジトリを見つけました。

 

esehara.github.io

 

そうです。なんと、日本国憲法Githubリポジトリにあげてる人がいたのです。


「この発想はなかった。。。。。。早速PRを出そう!」

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「PR投げたったぞ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!」

とまあ1人でテンション上がって部屋でやってたんですが(まあキモいですねー..)

そもそも技術職に無関係の人は僕が何を気持ち悪く語ってるのか皆目見当ついてないと思うので!

Git、GithubOSS、について話して最後に日本国憲法Githubなり、Githubぽい何かで管理したらいいじゃない!という無責任な主張をして終わりたいと思います!

 

 

Gitとは

 

Git(ギット)は、プログラムソースコードなどの変更履歴を記録・追跡するための分散型バージョン管理システムである。

引用先:Git - Wikipedia

 

なんのこっちゃわかりませんね !?

ソフトウェア開発のしたことがない方に簡単に説明しますと、大方のソフトウェアは「プログラム」でできているんです!

 

http://livedoor.blogimg.jp/noraari-prosoku/imgs/3/f/3ff347e8.png

 

(こんな感じの奴ですね!)

 

これを複数人の「プログラマー」が一緒に書いて一つのウェブサイトなりアプリなり OSなりを作ってるんです!

本なり雑誌なりを複数人で編集してるときもそうだと思うんですが、「同じ箇所」「違う人」で編集したら「変更履歴」「変更者」もわかりませんよね!



そこで、「Git」ですよ。。



変更ごとに「ブランチ」という概念を作り、大きな木から派生していく枝のように複数人の変更を管理していくんです

画像にするとこんな感じですね!

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画像引用元:https://www.atlassian.com/ja/git/workflows#!workflow-gitflow

↑↑↑(Masterが大基のブランチです!変更ごとにブランチ名にも名前をつけます!)

 

分けていった様々な変更ブランチを最終的には大基のブランチに自動的に結合してくれるのがGitの素晴らしいところです!変更履歴も変更者も残してくれます!

Gitがなかった時代のソフトウェア開発を考えるとありがたさのあまり鼻水が止まりません!

 

そして変更した内容を大基に「この変更許可してくれ〜〜〜〜〜!」と大基のソースコードを管理してる承認者に求めることをPR(プルリクエスト)と言ったりします!

 

Gitについてなんとなくわかってきたでしょうか?

他にもたくさん説明の必要な事項が多々あるのですが、ぶっちゃけ説明仕切れないので省きます〜☆ 

 

あとはこちらで詳しくお願いします🙇

Git - Wikipedia

 

ITの開発現場ではこのように作業の分担を図ります。

 

次はGithubです

 

Githubとは

  

作業の分業方法についてはみなさんなんとな〜くわかったかと思います。

 

次はOSSGithubについです。

 

OSS(Open Source Softwareは、作ったソフトウェアプログラムを全世界に公開して、開発者みんなで管理していこうという発想です!

オープンソースソフトウェア - Wikipedia

 

それにGitという素晴らしい機能をつけると全世界の開発者でGitを用いてソースコードを管理することができます。(オープンにしなくても管理できます)

 

また他のメリットとして一つの変更に対して様々な議論をすることもできたりし、たくさんの人でのソフトウェアプロジェクトの管理を可能にします。

そういうことを可能にするリモート上のサービスが Githubです

 

github.com

 

でもGithub、Git と 日本国憲法の繋がりがいまいち見えてこないかと思います。

次はそれを説明していきます! 

日本国憲法をGit,Githubで管理する

 

さて、本題です!

みなさん、さっき本なり雑誌なりを複数人で編集してるときもそうだと思うんですが...」というくだりがあったのを覚えてますでしょうか?

プログラミングで書いたソースコードも難しそうに見えますが、それ自体は、パソコンでカタカタ打った「文字」でしかありません。(もちろんその文字には意味があったり複雑怪奇な論理構造があります)。

そう!!!つまり!!!人間の言葉でも応用できる!!!!!!!!!

 

ということです。

ソースコードGithubでオープンに管理することは世界中に無数に散らばる開発者に自分たちのサービスに対して直接「要求」や「提案」、「文句」を送ることを可能にし、より民主的でより効率的にソフトウェアを管理できることを可能にしているわけですから、これを法律や憲法に応用すればより民主的で効率的な立憲国家が実現できちゃったり、一つの変更に対して承認前に議論もたくさんできそうですし、有意義な政策議論もできちゃうかも?というのがこのアイディアの価値や面白さです!

 

僕だけでなく前々からこういったことを取り上げてる投稿は多々あります

 

実際にドイツ共和国憲法をあげてる方もいたり。。。

github.com

 

天皇を法の承認者と仮定したオープンソース国家の構想のQiita記事があったり。。。

 

qiita.com

 

僕の例で言えば日本国憲法が上がってるこちらでしょうか!

esehara.github.io

 

僕と同じように9条に修正を加えてる方もいました!

 

GitHub で日本国憲法を修正してみる - 第9条編 - 僕は発展途上技術者

 

 

このようにエンジニア、技術者界隈では以外に、盛り上がってるので誰かこういうことに詳しい議員さんとかが声あげて導入してくれたりしませんかね。

 

実際に導入するとなれば承認を踏む過程がGitとはまた異なるでしょうし、また独自のシステムになりそうですけど、多数決で改憲を決めてしまう前に万人の議論をログとして残すという意味でも個人的には有意義だと思ったりするんですが。。。


もっとみんなに知って欲しいということで今回取り上げてみました!

 

最後に一言。。。。。。。

 

「議員の誰でもいいからこの記事を見てみてみてくれ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(涙)(鼻水)」

 

 

(完)