なぜ、用心棒(本郷)に私がこだわるか 〜序〜

 

初めて食べたとき、それは最高に鮮烈だった一方で極めて日常的な出来事で最初はほんの出来心だった。

 

大学に入るまで海外にいたので日本に住むのは初めてだった。ましてや実家は京都の奥地。東京など知るはずもなければ日本にいなかったので「地元」などあるはずがない。

 

一方で日本人学校には通っていたし、日系コミュニティは海外に腐る程あるので日本語、日本食、空気の読み方などは多少理解もあり適応も問題はない、きっと日本での生活でもうまくいく。知り合いも家族もいない環境で生き抜くことが怖く、寂しかったが、そう思ってた一方でそのような生い立ちや元々の性格からくる妙なプライドの高さから大学に入り、そのまま周囲に迎合するのも嫌だった。


インターネットとSNSのおかげでいくらでも自分で何か価値あるものを作り、発信し、社会に提供することが昨今当たり前になりつつあり、よく世間では何かをしたいだけで実際に何もやらない人をネットで発信するだけの人を意識高い系と揶揄したりもする。


私はアプリやウェブサイトなどの確固たるプログラミングを用いたソフトウェア開発技術の知識を身につけて価値あるものを考えて作って提供してみたかったし、意識高い系と揶揄されたくなかったので(世の中にはプログラミングという単語を口にしただけで「ワァー!意識高い系だァァ!」と喚き立てる人も多いが)大学の全く見知らぬ先輩エンジニアの方に声をかけ、プログラミングを教えて欲しいと弟子入り志願した。

意識高い系だのなんだのと罵倒してくる連中を見返すこと、自分の書いたソースコードで周りをひっくり返したいという実にくだらない野心を抱きながら毎日勉強しながら開発に励んでいたのだが、同時にどうしようもない焦燥感と辛さが毎日あり、日々悶々としながらも活動を大一の頃から取り組み続けた。活動を続けていく中で活動仲間は増えたし、友達もできたが、(彼女はついに大学生活でできなかった)、どうもその欠如した何かがあるらしく、正直大学生活でなにをしてても満たされることはなかった。

 

そんな中活動に関わっていた友達に週3で通ってる面白いラーメン屋があると言われ、連れて行かれた。

 


用心棒II階である。



最初の印象としては最悪だった。
まず量が意味わかんない。マヨネーズ多すぎるし味濃すぎるし途中でもう吐きそうになる。マジでこれ食ってるやつ頭イかれてるって思ったレベルだった。

 

↓(こちらはまぜそば

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周りでこれを食べてる人の目つきは生気のかけらもない。この友達は一体なんでこんなものを週3で食えるのか正直理解の範疇を超えていた。

しかし世間では(某有名私立大学内では)これを食べたらネタとしてよく使えるので普通に満足だった。が、正直二回目は遠慮したかったのが本音だった。これが初めて用心棒のラーメンと出会ったときだった。

 

一方で開発作業は順調に進み、サイトもリリース。ユーザも増え、毎日新しい知識や技術を知ることができて充実した毎日を送っていた。しかしやはり何か欠如していたものがあり、日々を過ごしている中でそれを補える何かを探していた。

 

また、その友達が相変わらず用心棒II階が好きなこと、高校から一緒に大学に上がってきた別の友人たちも用心棒II階にハマっていたことから気づけば週3、4ペースで私も用心棒II階に通っていた。


完全な用心棒ヘビーユーザに成り果てた私は、食べる際に最初に抱いた辛さが「慣れ」へと変わり、限界を突破した食事、もはや食事=苦行と化していることに快感を覚え始めた。その頃ようやく言葉で言い表せない安らぎを日本での最初の一年間の生活に感じ始めた。

 

そんな生活を続けていたらその年のクリスマスイブがやってきた。

 

特に用事もなかった私は迷うことなく西武新宿線高田馬場に向かった。

高田馬場駅から用心棒II階へ向かうにはバスか徒歩が選択肢としてある。

私はいつも徒歩を選択した。お腹を空かせるためである。適度な空腹こそあの巨大な量に立ち向かい、胃袋の限界をギリギリ超えたという満足度を作り出せるからである。

 

周りでいちゃつくカップルを横目に大事MANブラザーズバンドの「それが大事」を聴きながら用心棒へと足を早めた

www.youtube.com

 

 

迷うことなく「まぜそば」を選択。全マシにしてガリマヨ、辛アゲをつけた。

衝動的に箸を進め、積まれたもやしを崩し、麺をほじくり出し、一気に胃に流し込んだ。

 

最高である。

 

ここからはどれだけペースを上げられるかが後半の自分を楽にする。もはや横の客に麺をすすった際に飛び散る汁がかかろうがそんなことに構ってる暇はない。

 

食して食して食しまくった。

 

スープが見え、残った少量のもやしや麺が漂ってるときにひとときの安堵が訪れる。このときに訪れる安堵こそが用心棒を食べたときの快感である。

 

人間はなぜ他の動物と異なる道を歩んだのか。なぜ人間は自我をもち、他者とわかりあい、セックスや食事を生きるための行為ではなく独自の快楽として昇華させることができたのだろうか。

 

この完全にイってしまってるとき私はいつもこういうことに考えを巡らせ、自我を解き放っている。きっと実際に◯ってしまったときよりもひどい顔をしているのではないかという自負さえある。


それが終わればあとは残った少量のもやしと麺の処理のため静かに箸を進める。前半でペースを上げまくればあとは余韻に浸れる。用心棒と出会ったときからなんども足を運んだ思い出、今日用心棒を食べる前に抱いた抑えきれなかった衝動と興奮、感動を思い出して別れを惜しむ。

 

使ったティッシュを捨てて机を拭き、ごちそうさまですと言って店を後にする。


そのとき、コードを書いていて、大学生活を送っていて、日本で生活していて、私が本当に欲しかったものに気づいたのである。

 

それは紛うことなく、心の拠り所であった。

 

実家に帰ったときに大きな両手で出迎えてくれる親の抱擁の際に抱く安堵とそれは似ていた。きっと私は友達でも恋人でも名誉名声でもなく、家に帰ったらおかえりと家族に言われる安堵と心の拠り所が欲しかったのだ。

 

用心棒II階は慣れない土地での1人暮らしで寂しかった私の心の拠り所になっていてくれていたのだ。

 

それはクリスマスイブも相まったせいか心の底から実感できるものだった。1人で過ごしていてこんなに晴れ晴れとした気持ちになれたクリスマスイブは初めてだった。

 

きっとこれからも私は用心棒II階と大学生活を、日本での生活を送っていくのだろうと思った。人にどんどん紹介して、この家族の温かみに匹敵する用心棒II階の素晴らさをひろげていきたい。



そんな気持ちになって私の2015年のクリスマスイブは終わった。

  

 

真実の愛とは? 愛を探して世界中を旅した男の話。

 

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真実の愛ってどんな愛...??

みなさんは「愛」について考えたことがありますか?
この記事を読んでいるということは少なからず、「愛」について興味・関心があるのかもしれませんね。

 

ここで、一つこの記事を読んでいるあなたに謝らなければいけないことがあります。

題名に「愛を探して世界中を旅した男の話。」と書いてますよね。

 

実は.....

 

旅してません!!!!

 

 記事を読んで欲しかったのでインパクトのある題名にしたく、ちょっと嘘ついちゃいました。ごめんなさい。

 ただ、せっかく時間を割いてこの記事を読んでいる方のために、真実の愛についてしっかり書いていくので、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

結論から書いておくと、

 

真実の愛とは

 

「所有者を愛すること」

 

です。

 

 

 

 


 体の所有者は誰?

真実の愛について書くといっているのに、なぜ急に「体」と「所有者」という単語が出てくるのでしょうか。

真実の愛を考えるためには、この「体」と「所有者」という2つの単語がキーになります。

 

私たち人間は、みんな体を持っています。

ここでいう体とは、顔・頭・手・足など私たち人間の形をつくっている部分すべてのコトを指します。

 

この体の所有者はいったい誰なのでしょうか?

 

もちろん、その体で生活している、その人 ですよね。

 

 

ここで、少し話を変えます。
有名な哲学者であるプラトンは、人間は「体」と「魂(心)」によって形成されていると唱えています。魂が生活するために、体という殻の中にはいっているのだと言っています。(多分、こんなニュアンスのことを言っています。)

 

この考え方だと、体の所有者は誰でしょうか?

 

 

 

 

答えは

 

 

 

 

 

 

その体で生活している、魂(心)ですね!

 

つまり、体とは、魂(心)の「所有物」なのです。 

 

 


 所有者を愛していますか?

若干宗教ちっくな話になってしまっていますが、この記事を書いている人は無宗教です笑

 

では、真実の愛について掘り下げていきます。

 

プラトン的な考え方だと、体は魂(心)の所有物で、魂(心)が所有者であることが分かります。ただ、魂っていう単語だと、幻想的すぎてイメージが湧きづらいので、魂を性格と置き換えます!

 

まとめると、体は性格の所有物であり、性格が所有者。ということですね。

(ここでいう性格とは、思考や嗜好など内面的なモノすべてを指します。)

 

 

もし、顔や身長など体的側面から人を愛してしまったらどうなるでしょうか?

体的側面から人を愛するということは、所有物を愛しているから、その所有物が失われたり古くなった時に愛が冷める可能性が高いです。

 

分かりやすく言うと、顔が理由で人のことを好きになっても、事故で顔に傷がついたり、歳をとってしわなどが増えると、好きっていう気持ちが冷めてしまう可能性が高いということです。

 

つまり、体的側面から人を愛することは、偽物の愛とまでは言わなくても、真実の愛ではないということが言えます。

 

 もし、人を内面的側面から愛したらどうでしょうか?

内面的側面から人を愛するということは、所有者自身を愛しているということであり、その所有者自身が変わらない限り、愛は冷めにくいのです。

 

言い換えると、性格が理由で人のことを好きになったら、その性格が変わらない限り、愛は冷めない可能性が高いということであり、本当の意味でその人のことを愛しているのです。

 

 

 

なので、私は、真実の愛とは所有者を愛する「内面的側面から人のことを愛すること」だと思います。

 

これから付き合う人や結婚相手を選ぶ時に、所有者を愛せているか、それとも所有物が好きなのかを考えると、真実の愛に出会いやすいかもしれないですね。

 

 

素人が記事を書いているので、突っ込みどころがあったり、何を言っているのか理解できない方もいるかもしれません。

 

そんな方は

ソクラテスの弁明

プラトンの愛の哲学

あたりの本を読むと理解が深まると思います。

 

 

 

ということで、私も真実の愛を探して、顔が可愛い女の子を街中で探したいと思います!!!(おいっっっっっ!!!) 

 

 

 

 

 

対人恐怖症

 

 少し昔話をしましょう。

 

  みなさんに後悔というものはあるでしょうか?

 私には腐るほどあります。

 

 「中学の時もう少し真面目に部活をしていれば、、、」

 「違う高校に入学していれば、、、」

 「大学時代をこう過ごせば、、、」

f:id:coincoincoin1996:20180115145528j:plain まあ、考えれば考えるほど出てきます。

 

 

 

そこで私がよく思うのは「たら・れば」の世界です。

パラレルワールドってやつですよ

SFから始まり、ゲーム・アニメ・映画などでこのコンセプトはよく出てきますよね。

 

パラレルワールド(parallel world)とは、ある世界(時空)から分岐し、それに並行して存在する別の世界(時空)を指す。並行世界並行宇宙並行時空ともいう。

 

まあ簡単に言うと「たら・れば」の世界が存在するって考え方ですよ。

 

あればいいなーって本当に思う。人生嫌なことだらけだ。後悔しかないし、成功より失敗の方が多い。楽しことと悲しいことも半々くらいだろう。自分が幸せだったか、今幸せなのかなんてわからないし。やり直せるならやり直したい。

 

そんなことを思ってた最中あれが起きた

 

私は対人恐怖症になりました。

 

何かわからない人もいるでしょう。簡単に言うと

対人恐怖症とは、周囲の人から見られている自分というものを強く意識してしまい、どのように思われるか不安を感じて、人との接触を避けようとしてしまう症状のことです。そのため、日常生活や人間関係に支障をきたします。学校や職場などの関係が続くような相手に対して強く症状が現れます。反対に家族などの何があっても受け入れてもらえるような関係性の場合は症状は出ません。見た目はごく普通にしており、会話もするため、周囲からは緊張しているということに気が付かれない場合が多いです。

症状は軽いものから重いものまで様々です。

重い場合は以下の症状が起こるそうです。

1.赤面症(赤面恐怖)
会社の上司や同年代の異性など、苦手な相手と仕事などで接する時に顔が赤くなってしまう。

2.視線恐怖
バイト先などで周りの人の視線が気になり、ぎこちなくなったり、仕事に集中出来なくなる。

3.劣等感
仕事や勉強自体は自信があるが、内向的な性格のことや人付き合いが苦手なことで劣等感を感じる。

4.予期恐怖
会議や朝礼などで発表しなければならない時に、また緊張してしまったらどうしようと不安や恐怖を感じ憂鬱になってしまう。

5.対人不安
会社の上司や異性の同僚と接する時に変に思われるのではと不安になってしまう。

6.対人緊張
自信家タイプの苦手な同僚と仕事をする時などに緊張し疲れてしまう。

7.書痙
仕事で重要な書類を書く時や、結婚式や葬式などの記帳の時に手が震えてしまう。

8.震え恐怖
朝礼の司会や発表会の当事者になった時などに足や手が震えてしまう。

9.笑顔恐怖症
人前で笑う時に顔が引きつったり、ゆがんでしまうために変に思われるように感じる。

10.表情恐怖
自分の表情が不自然で暗く周りの人から嫌われているように感じる。

11.醜形恐怖
自分の容姿が醜く他人からブスとか可愛くないと思われているように感じ辛い。

12.多汗症(発汗恐怖)
仕事でお客様と話す時などに汗が異常に出てしまうために変に思われるように感じる。

13.正視恐怖症
学校の先生や仕事の上司、異性の同僚などと面と向かって話す時に目のやり場に困ってしまう。

14.吃音恐怖
仕事やプライベートの電話で話す時などに最初の言葉が出ず、言葉が詰まってしまう。

15.雑談恐怖症
バイト先や学校の休憩時間などで、みんなが話している時に話の輪に入れない。

16.おなら恐怖
職場や教室、乗り物に乗っている時などに、おならが漏れてしまい、周りの人から嫌がられているように感じる。

17.唾液恐怖症
仕事中や授業中など周りが静かな時に唾を飲み込む音が他の人に聞こえ嫌がられてしまう。

 

私の場合は下の画像みたいな状態になってしまいました

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まあ、僕の場合人付き合いがめんどくさくなりました 。初対面の人に会ったり、話したりするのが嫌という感じではなく出来ないという感覚です。

 

「こんなん俺は絶対あるわけない!!」と思う方もいると思いますが、それは

           間違い

対人恐怖症は、精神的に弱い人、単なる甘えといった間違った認識をされていることが多いのです。しかし、対人恐怖症は、人と付き合う事が難しくなり、人との関わりを避けるようになり、生きていくことが辛いとさえ思ってしまうものです。対人恐怖症は何かきっかけがあって起こることもあれば、生まれ持った性格が次第に対人恐怖症とへと結びつくこともあり、何がきっかけと一概に言えるものではありません。誰もがなりえます。

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「#写真加工なし」は一眼レフ殺し

最近Instagramを見てて思うことは…

#写真加工なし#無加工などの写真に加工を加えていないことをアピールするハッシュタグの多さ。めっちゃ多い!!!

しかもアカウントを見てみると、このハッシュタグを使ってる人の多くが一眼レフとか使って写真を撮っている方であることにびっくり。

 

「目の前の風景をそのまま残したい!」

「加工無しでもこんな綺麗なのをみんなに見せたい!」

 

っていうのもわかりますよ。けどだったらわざわざ一眼レフを買わずにiphoneでいいじゃないですか!画質もとてもいいですし。

 

一眼レフで写真を撮って無加工で投稿するなんて、もったいなすぎる!
持論ですが、一眼レフに関しては写真の出来を左右する最大の要素が撮影後の加工だと思います。一眼レフで撮ったこそ写真こそ加工すべき!しかしその事実に多くの人は気づいてないと思います。

 

 

なんで私がそう思うのか、どうしたら一眼のポテンシャルを生き殺しにしないで済むのか、っていうテーマに沿って個人的な意見を書きます。

 

一眼レフカメラの最大の特徴

それはRAW撮影ができることです。

カメラの処理装置で調整・圧縮することなく生の状態で写真として残すことができるのがRAW形式。

 

言うなれば、RAW形式は「調理前の状態」

 

RAW形式は生の状態のファイルなので自由に色味や明るさなど一つ一つの要素を操り、自分なりに「調理」することができるようになるのが特長です。

 

この、RAW形式で撮影し後に写真を自在に加工する。それこそが一眼レフの本当の力だと私は思います。なのでこの一眼レフの力を引き出すために写真をどんどん加工するべきだと思います。

 

一眼レフユーザーの人はこのことを知って欲しい!!!

 

ちなみに、普段みなさんが使われているスマートフォンのカメラは、カメラが勝手に色味データなどを調整・圧縮してしまうJPEG形式として記録されています。圧縮されてしまっているので後で自分で色味・明るさなどを調整しにくいのがデメリットです。

 

 

Lightroomを使うべし!

RAWで撮影されたデータのポテンシャルを最大限引き出すことができるのがLightroom

シャープネスや配色の調整や、写真の一部分だけ加工することができるなど、ほんとに素晴らしい。

使い方は難しいですが、マスターすると自分が表現したい世界をそのまま再現できるのでほんとにおすすめです…

 

実際に比較載せておきます。どちらも一枚目が無加工で二枚目が加工済みの写真です。 

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「#写真加工なし」ユーザーのみなさん!!

  是非Lightroomを使って一眼のポテンシャルを引き出してあげてください!

  よろしくお願いします!

 

 

 

 

 

おじいちゃんと孫の話

この前ふと耳にした、とあるおじいちゃんと孫のお話を書きます。

長くないので是非読んでほしいです。

f:id:coincoincoin1996:20180111163718p:plain数年前、病床に臥したおじいちゃんがいた。

「余命幾ばくもないだろう。」医者がそう言うように、おじいちゃんの細い息はかすかに漏れるくらいの出入りで、会話も蚊の鳴くような声であった。

 

そんなおじいちゃんのために何かできることはないのだろうか。孫は必死になって智恵を絞る。

 

その時ふと、おじいちゃんがよく連れて行ってくれたパン屋を思い出した。

そこで買うのは決まってアンパン。

 

「ここのアンパンは、わしがガキの頃から食っちょるけえ。わしの身体の一部、人生みたいなもんだなあ。ほれ、アンがうんめえべ。」

甘いものが大好きなおじいちゃんはよくこう言った。

 

これしかない。孫はアンパンを購入し、おじいちゃんにプレゼントした。

 

「最後にご馳走持ってきてくれたんかいな。わかっちょるで、アンパンやろ。」

おじいちゃんの少しばかりの笑顔に子供らしさが垣間見えた。

 

思い出の詰まったアンパンを一口。

今までの人生を振り返りながら味わっていたのだろう。

 

「うんめえアンパンだな。ありがとう。」

 

その日、おじいちゃんは静かに息を引き取った。

 

孫は涙した。今まで本当にお世話になったおじいちゃん。これだけで感謝の気持ちをあらわすことはできない。

けれど、甘いものが大好きなおじいちゃんの好物であるアンパンを最後に届けることができてどこか安心した。

 

静かな病室。そこに残された、一口かじられたアンパン。

 

ふとみると、

 

 

アンまで届いていなかった。

 

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おじいちゃん・・・アンパンなのにアン食ってねえべ!!!!!

 

※この物語はフィクションです。

お年玉の使いみち

お年玉の使いみち・・・

 
ずばり答えから言いましょう!仮想通貨です!
「賞金は仮想通貨にぶちこむ。」と言った某芸人さんと思考は一緒ですね・・・
 
テレビやらSNSやら最近よく聞きます。
インチェックでは出川さんが出演していますし、最近ホットですね。

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「出たよ、出たよ、こういうの別に興味ねえし。」とか思って、LINE開こうとしてるそこのお前ら!
ちょっと待たんかい。
 
ありがとう。
 
実は12月からひっそりと始めていましたが、なんの知識もない状態で買った私でも資産が10倍に増えました!
最初はびっくりしましたよ。
さあ、今日もバイトするぞ!って6時間くらい働いて、
終わった後携帯見たら、何万も増えているんですもの。
 
まあ、最近少しずつ勉強を始めて、ここで語りたいなあと思ったのですが、人に教えるほど理解できていない・・・
 
ツイッターとかいろんな情報を見ても、専門家によって意見が分かれてるんですよ。
「仮想通貨は将来実用化されて何倍にも価値が膨れ上がる。」という人もいれば、
「今市場は拡大してますね〜。ところがどっこい、数年後には崩壊します。」という人もいるし。
だからこんなとこで仮想通貨知ったかぶりしたら、怒った専門家たちが私の耳の穴にタピオカ入れそうなのでしゃしゃりません。
 
まあそれぞれ根拠があって言っているのでしょうが、一般ピーポーである私の意見は・・・
わかんなくてもいいから、とりあえず買っとけ!」です。
 
「なんだよ結局仮想通貨の世界に勧誘してんじゃねーかよー。」とか思って、インスタ開こうとしてるそこのお前ら!
ちょっと待たんかい。おい、ちょい待たんかい。
 
ありがとう。
 
確実に言えるのは、儲けるという面で見れば、
競馬(2回くらい行ったけどぜんぜん勝てたことない・・・)、パチンコ(初来店、10分で5千円なくなって絶望し即引退・・・)、宝くじ(年末ジャンボ3000円購入300円キャッシュバック・・・)、カジノ(20万が3時間でdisappear)よりは良い!これまた競馬パチンコ宝くじカジノLOVERSに怒られそう・・・
 
何れにせよ、知識がなくても儲かるのが、仮想通貨でした!
 
「いやー、買いたいけど、えー、でも儲かるのかなー、
けどもう出遅れたよなー、無駄遣いしたくねーよなー、」
 
とか仮想通貨購入を悩んデルタール人のお前ら!
 
仮想通貨の市場はまだ発展段階で、そこにはもうあれしかないんです。そう、
伸び代ですねえ!
仮想通貨は実用化されるとしても、崩壊するとしても数年後だと思います。
 
少しでいいんです!5000円くらい買ってみてください!
 
まず、価値が0になることはないですし、それが2倍、3倍、いやそれ以上にになるチャンスがあります。
まあもちろん悪いところもあるとは思うんですが、ポーリアンズポジティ部の所属の私には関係ありません。
 
「うるせえ、そんなんやったら違うことに5000円使ったほうがええわ。」と思って、コインチェックを開こうとしてるそこのお前ら!
って、コインチェック開いてるやないかーい。

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どーも、ありがとうございましたー。

憲法をGitで管理する!?

 

日本国憲法にGitを導入する!?」

 Githubで面白いリポジトリを見つけました。

 

esehara.github.io

 

そうです。なんと、日本国憲法Githubリポジトリにあげてる人がいたのです。


「この発想はなかった。。。。。。早速PRを出そう!」

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「PR投げたったぞ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!」

とまあ1人でテンション上がって部屋でやってたんですが(まあキモいですねー..)

そもそも技術職に無関係の人は僕が何を気持ち悪く語ってるのか皆目見当ついてないと思うので!

Git、GithubOSS、について話して最後に日本国憲法Githubなり、Githubぽい何かで管理したらいいじゃない!という無責任な主張をして終わりたいと思います!

 

 

Gitとは

 

Git(ギット)は、プログラムソースコードなどの変更履歴を記録・追跡するための分散型バージョン管理システムである。

引用先:Git - Wikipedia

 

なんのこっちゃわかりませんね !?

ソフトウェア開発のしたことがない方に簡単に説明しますと、大方のソフトウェアは「プログラム」でできているんです!

 

http://livedoor.blogimg.jp/noraari-prosoku/imgs/3/f/3ff347e8.png

 

(こんな感じの奴ですね!)

 

これを複数人の「プログラマー」が一緒に書いて一つのウェブサイトなりアプリなり OSなりを作ってるんです!

本なり雑誌なりを複数人で編集してるときもそうだと思うんですが、「同じ箇所」「違う人」で編集したら「変更履歴」「変更者」もわかりませんよね!



そこで、「Git」ですよ。。



変更ごとに「ブランチ」という概念を作り、大きな木から派生していく枝のように複数人の変更を管理していくんです

画像にするとこんな感じですね!

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画像引用元:https://www.atlassian.com/ja/git/workflows#!workflow-gitflow

↑↑↑(Masterが大基のブランチです!変更ごとにブランチ名にも名前をつけます!)

 

分けていった様々な変更ブランチを最終的には大基のブランチに自動的に結合してくれるのがGitの素晴らしいところです!変更履歴も変更者も残してくれます!

Gitがなかった時代のソフトウェア開発を考えるとありがたさのあまり鼻水が止まりません!

 

そして変更した内容を大基に「この変更許可してくれ〜〜〜〜〜!」と大基のソースコードを管理してる承認者に求めることをPR(プルリクエスト)と言ったりします!

 

Gitについてなんとなくわかってきたでしょうか?

他にもたくさん説明の必要な事項が多々あるのですが、ぶっちゃけ説明仕切れないので省きます〜☆ 

 

あとはこちらで詳しくお願いします🙇

Git - Wikipedia

 

ITの開発現場ではこのように作業の分担を図ります。

 

次はGithubです

 

Githubとは

  

作業の分業方法についてはみなさんなんとな〜くわかったかと思います。

 

次はOSSGithubについです。

 

OSS(Open Source Softwareは、作ったソフトウェアプログラムを全世界に公開して、開発者みんなで管理していこうという発想です!

オープンソースソフトウェア - Wikipedia

 

それにGitという素晴らしい機能をつけると全世界の開発者でGitを用いてソースコードを管理することができます。(オープンにしなくても管理できます)

 

また他のメリットとして一つの変更に対して様々な議論をすることもできたりし、たくさんの人でのソフトウェアプロジェクトの管理を可能にします。

そういうことを可能にするリモート上のサービスが Githubです

 

github.com

 

でもGithub、Git と 日本国憲法の繋がりがいまいち見えてこないかと思います。

次はそれを説明していきます! 

日本国憲法をGit,Githubで管理する

 

さて、本題です!

みなさん、さっき本なり雑誌なりを複数人で編集してるときもそうだと思うんですが...」というくだりがあったのを覚えてますでしょうか?

プログラミングで書いたソースコードも難しそうに見えますが、それ自体は、パソコンでカタカタ打った「文字」でしかありません。(もちろんその文字には意味があったり複雑怪奇な論理構造があります)。

そう!!!つまり!!!人間の言葉でも応用できる!!!!!!!!!

 

ということです。

ソースコードGithubでオープンに管理することは世界中に無数に散らばる開発者に自分たちのサービスに対して直接「要求」や「提案」、「文句」を送ることを可能にし、より民主的でより効率的にソフトウェアを管理できることを可能にしているわけですから、これを法律や憲法に応用すればより民主的で効率的な立憲国家が実現できちゃったり、一つの変更に対して承認前に議論もたくさんできそうですし、有意義な政策議論もできちゃうかも?というのがこのアイディアの価値や面白さです!

 

僕だけでなく前々からこういったことを取り上げてる投稿は多々あります

 

実際にドイツ共和国憲法をあげてる方もいたり。。。

github.com

 

天皇を法の承認者と仮定したオープンソース国家の構想のQiita記事があったり。。。

 

qiita.com

 

僕の例で言えば日本国憲法が上がってるこちらでしょうか!

esehara.github.io

 

僕と同じように9条に修正を加えてる方もいました!

 

GitHub で日本国憲法を修正してみる - 第9条編 - 僕は発展途上技術者

 

 

このようにエンジニア、技術者界隈では以外に、盛り上がってるので誰かこういうことに詳しい議員さんとかが声あげて導入してくれたりしませんかね。

 

実際に導入するとなれば承認を踏む過程がGitとはまた異なるでしょうし、また独自のシステムになりそうですけど、多数決で改憲を決めてしまう前に万人の議論をログとして残すという意味でも個人的には有意義だと思ったりするんですが。。。


もっとみんなに知って欲しいということで今回取り上げてみました!

 

最後に一言。。。。。。。

 

「議員の誰でもいいからこの記事を見てみてみてくれ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(涙)(鼻水)」

 

 

(完)